診療放射線技師になろうか悩んでいる。
診療放射線技師になるとどんな良いことがあるのだろう?
と、診療放射線技師養成校を受験しようか迷っている受験生がいるかと思います。
私は国立大学を卒業後、大学病院で10年以上診療放射線技師として勤務しています。私の経験や後輩・同僚たちの意見をもとにみなさんにお伝えします。
この記事を読むことで、診療放射線技師になるメリットが分かります。
特に、男子向けの情報になっています。
読めば受験に対するモチベーションアップは間違いありません!
国家資格であること
診療放射線技師の免許は「国家資格」です。
養成校である大学4年間(もしくは専門学校3年間)を経て、国家試験を受験し、合格することで資格を得ることができます。
資格は更新試験はなく、1度合格すれば永遠と診療放射線技師として働くことができます。
今後も需要があること
女性はマンモグラフィや乳腺エコー、乳腺MRIなど女性に特化した検査が増えてきているため需要が高い傾向があります。
しかし、男性もまだまだ需要があります。
なぜなら、放射線機器の進化が止まらないからです!
毎年のように新しい機能付きの放射線機器が発売されています。
最近では放射線分野にもAIが導入されてきています。
さらに、「タスクシェア/タスクシフト」といって、いままで医師や他職種が行っていた業務を診療放射線技師が担うことも始まりました。
そのため、まだまだ診療放射線技師としての需要は多いと言えます。
業務上の責任やストレスが少ないこと
病院において、説明責任や医療ミスなどの「責任」が問われるのは「医師」です。
医師に対する責任はとてつもなく大きいと言えます。
さらに、看護師は常に患者と接しており、身体的にも精神的にもとてもストレスを抱えています。
一方、診療放射線技師の業務は、基本的に「医師の指示のもの」に行うことが多く、その責任も医師になることが多くなります。
さらに、検査で患者と接する時間は1人あたり数分であることが多いため、患者に対するストレスはあまり感じません。
病院で働いているだけでかっこいい
医療職であるだけで「すごい」「かっこいい」と言われます。
例えば、中学の同窓会や合コンで、
どんな仕事してるの?
病院で放射線技師してる。レントゲンとかCTとか。
え~!なんかかっこいい!
ってことになります。
医療職とはまったく関係のない人からすると「病院で働いている」だけで、かっこいいそうです。
周りに女性が多いこと
病院職員の7割くらいは女性です。
特に看護師、臨床検査技師、作業療法士は女性がほとんどです。
医師、医療事務、そして診療放射線技師も女性の割合が増えてきています。
ってことは、男性にとって「出会い」がとても多いのです!
結婚相手の上位には「同じ職場の人」がいつの時代もあります。
結婚や恋人ができる可能性は、ほかの業種に比べてかなり多いと言えます
後半は不純な動機かもしれませんが、人生を満足させるためにはかなり重要なことだと言えます。
私は診療放射線技師として10年以上働いていますが、男としてとてもお得だと実感しています。とはいえ、男女問わず診療放射線技師を目指す人が多くなると嬉しいです。
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