「診療放射線技師」就職先の種類による違い・比較(忙しさややりがい)

radiological technologist
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診療放射線技師として就職する先によって、業務内容、忙しさ、やりがい、給料など、まったくと言って良いほど違います

この記事は、これから診療放射線技師として就活する人や診療放射線技師養成校の受験を考えている人にとって参考となる内容になっています。

もしくは、転職を考えている人にも参考になれば、と思います。

タカ
タカ

私は国立大学を卒業後、大学病院で10年以上勤務しています。そんな私の知識と経験を元にお伝えします。

この記事は、私が長年さまざまな診療放射線技師の話を聞いてきたことを元に作成しています。

そのため、私が勝手に考えるイメージや感想も含まれることをご了承願います。

大学病院

検査件数が多いため業務は忙しく残業もある。

時間外診療のあるため、休日出勤や夜勤がある。

その分、手当が多く給料も多い。

珍しい症例や新しい手法が多いため、成長を感じることができる。

学会で研究発表する人が多くいる。

しかし、研究は自己研鑽であり残業代は出ない。

学生実習の時期は、診療と教育を同時に行うため忙しい。

が、やりがいを感じる。

大学病院で働いているってだけで、なぜか「凄い」と思われる。

民間大規模病院

検査件数が多くとても忙しく残業も多い。

時間外診療のあるため休日勤務や夜勤もある。

その分、給料はよい。

大学病院に比べて残業や夜勤が多いため、若手のうちは給料がとても多い。

そのため、やりがいがめちゃめちゃある。

学会に参加する人も多くいる。

しかし、大規模病院でも学会に参加する人がまったくいない病院もある。

民間中小規模病院

業務は午前は忙しいが午後は暇になる。

退勤時間の17時を待っている。

診療放射線技師として向上心がない人がいる。

それは裏を返せば、十分な給料をもらいプライベートの時間が充実している。

1人の「スーパー技師」がすべてを決めている。

クリニック

業務は比較的忙しくない。

しかし、診療放射線技師が数人しかいないため代わりがいない。

休むと、検査ができなくなることもあり休みにくい。

残業や休日勤務はないため、正社員の給料は高くない。

パートさんが多い。

パートさんの時給はよい。

一番安くて1200円、通常でも2000円はある。

検診センター

繁忙期と閑散期があるため、時期により忙しさが違う。

とにかく検査件数をこなす。

残業や休日勤務はないため、給料は高くない。

パートさんが多い。

パートさんの時給はクリニックに比べると高いイメージ。

時給5000円くらいの人もいるらしい。

パートさんは閑散期には仕事を入れてもらえないため、給料が安定しない。

医療機器メーカー

X線装置やCT装置などを開発・販売しているメーカーである。

開発やアプリとして活躍している。

アプリ担当の人は、病院で医師や診療放射線技師に向けて装置の操作説明や画質改善、そのほかのユーザーの要望に応える、などとても忙しい。

その分、給料は良さそう。(まったくわかりません)

以上です。

詳しい内容ではありませんが、それぞれの勤務先による違いを紹介しました。

あくまで、カテゴリー分けするとこのような違いがある、というだけです。

中小規模病院の病院でも診療放射線技師の人数が極端に少ない場合は、常に忙しいでしょうし、大学病院でも学会参加をまったくしない場合もあります。

この記事が就職先・転職先を考える際のヒントになれば、と思います。

今後も、診療放射線技師について、私の知識と経験を生かして発信していきますのでよろしくお願いします。

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