あなたの「健康努力」、実は逆効果かもしれません
毎朝の野菜ジュース、カロリーを気にした脂質制限、運動前のエナジードリンク…。
あなたが健康のために「良かれ」と思って続けているその習慣、実は病気を自ら招く「病気になるための努力」かもしれません。
医学博士・牧田善二氏は、多くの不調や病気の原因が「血糖値の乱れ」にあると指摘します。
高血糖は、肥満や老化を促進する悪玉物質「AGE」を生み出し、心身のパフォーマンスを著しく低下させるのです。
今回は、牧田氏のベストセラー『医師が教える食事術 最強の教科書』から、衝撃的な5つの「新常識」を厳選してご紹介します。
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新常識①:カロリー計算は無意味。太る原因は「糖質」
「カロリーと肥満は関係ない」——本書はこの常識を一刀両断します。
- 脂肪は食べても排出されやすいが、糖質は100%吸収され脂肪に変わる。
- ごはんやパンなどの糖質が、インスリンの働きで脂肪として蓄積される。
- 油で調理した肉よりも、白米の方が太る原因になる。
新常識②:「果物」は太りやすい
「果物はヘルシー」は過去の話。果糖は中性脂肪に変わりやすい。
- 果糖は肝臓で処理され、中性脂肪やインスリン抵抗性を引き起こす。
- 朝の空腹時に果物ジュースを飲むと、脂肪の蓄積を強力に促進。
- 果物は「朝食の最後に少量、よく噛んで」がベター。
新常識③:運動は「食後すぐ」が正解
空腹時の運動はもう古い。血糖値スパイクを防ぐには食後がベスト。
- 食後の運動で血液中の糖を筋肉が消費し、血糖値の急上昇を抑える。
- 激しい運動は不要。ウォーキングやスクワットで十分。
- 運動のタイミングを見直すだけで、肥満予防に効果あり。
新常識④:プロテインは腎臓に負担をかける
人工的なたんぱく質の過剰摂取は、腎臓を疲弊させる。
- たんぱく質の分解で発生する毒素を腎臓が濾過する。
- プロテインパウダーなどで大量摂取すると、腎臓がフル稼働状態に。
- 健康のための習慣が、内臓を静かに蝕む可能性も。
新常識⑤:コレステロール値は食事では変わらない
問題なのは「量」ではなく「質」。糖質が悪玉化を引き起こす。
- 食事から吸収されるコレステロールはわずか1割。
- 残りは肝臓で生成されるため、食事制限の効果は限定的。
- 糖質の過剰摂取が、AGE化LDLや酸化LDLを生み出す。
まとめ:食事は「最強の教養」である
今回紹介した5つの新常識は、すべて「糖質の過剰摂取による血糖値の乱れ」が根本原因です。
- 太る原因はカロリーではなく「糖質」
- 果物の果糖が脂肪を溜め込む
- 運動は「食後すぐ」に行う
- プロテインは腎臓に負担をかける
- コレステロールは「糖化」で悪玉になる
これらの知識は、あなたの食事選びを自由にし、健康への道を切り拓く「教養」となります。
この『新常識』をもとに健康で長生きできるように、みんなでがんばっていきましょう。
いかがでしょうか?
今回紹介させていただいた5つの新常識は、私にとってかなりの衝撃でした。
私ももう人生の折り返しに入っています。
とはいえ、人生はまだまだ長いので、新常識を実践し、健康なまま長く生き続けられたらいいな、と思っています。
最期まで読んでいただきありがとうございます。
また別の記事でも書籍の紹介や診療放射線技師についての発信をしていますので、是非ご覧ください。
タカ
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