診療放射線技師を目指して大学受験を考えている人、養成校に通っていて就職先を考えている人、診療放射線技師の給料・年収は実際にどのくらいか気になりますよね?
そこで、ネットに出てくる平均年収や技師会の給与実態調査、長年働いてきた私の給料をお示ししたと思います。
ネットに出てくる平均年収
「診療放射線技師 年収」で検索すると、さまざまなサイトが診療放射線技師の平均年収を公表しています。
厚生労働相「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、診療放射線技師の平均年収は537万円(平均年齢:41.1歳、勤続年数:13.4年)となっています。
平成29年度の人事院統計表では平均年収615万円、JobQ Townでは約510万円、転職サイト(株)アシロでは544万円となっている。
おおよそ40歳くらいで年収500万円を超えるようです
日本診療放射線技師会 2020年度給与実態調査
2019年度の年間給与総額は6,383,365円(平均年齢45.2歳)で、2017年度と比較して215,152円増額している。
平均月額給与は415,992円(平均年齢45.0歳、平均経験年数22.3年、平均勤続年数17.0年)であった。
年齢別の平均月額給与は以下のとおりです。
年齢区分 | 平均月額給与(円) |
~23 | 247,070 |
24~27 | 273,688 |
28~31 | 313,047 |
32~35 | 364,719 |
36~39 | 360,187 |
40~43 | 390,485 |
44~47 | 429,730 |
48~51 | 465,822 |
52~55 | 489,369 |
56~ | 470,452 |
平均45.0 | 415,992 |
ネット情報よりも平均年収が高い
技師会の調査に回答している人が平均的に年収が高い可能性がある
長年働いてきた私の給料
私はとある大学病院で20年弱勤務しています。
額面上の年収(2023年)はネット情報に比べて200万円程度多いです。
大学病院の場合、残業や夜勤がありその手当がもらえることや家族手当ももらえます。
さらに私の場合は役職手当ももらえます。
そのため、額面上の年収は多くなっています。
診療放射線技師は大学病院や市民病院のような総合病院だけでなく、クリニックや健診センターでも働けます。
クリニックや健診センターでは残業や夜勤はなく、基本給以外の手当はほとんどありません。
その分、年収は増えませんが、アフター5が充実できると言えます。
まとめ
診療放射線技師の年収は低くなくむしろ高いほうだと思います。
しかし、勤務する場所(総合病院か健診センターか)によって年収に差が出てきます。
自分自身のライフスタイルにあった勤務先を見つけて、仕事もプライベートも充実させることが大切だと思います。
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