【診療放射線技師×子育て】パパ技師が学ぶ「妻」の厳しい不満と本音

子育て
スポンサーリンク

「診療放射線技師は子育てと仕事を両立しやすい」と言われますが、現実は本当にそうでしょうか?

先日、当ブログで「ママさん放射線技師が抱える苦労や肩身の狭さを、夫婦で共有しよう」という記事を公開しました。

しかし、実際に育児と仕事の板挟みになって奮闘している共働きの妻やワーママ技師からすれば、「夫はわかった気になっているだけで、根本的な不満の解決になっていない」という厳しいホンネが隠れています。

本記事では、小学生2人の親として大規模病院で働く現役パパ放射線技師の視点から、前回の記事に対して女性側から寄せられそうな「育児や夫に対するリアルな不満」を4つにまとめました。

男性側の自戒を込め、「ただ共感するだけ」から抜け出して本当に必要な行動とは何かを考えます。医療現場で働く方や、共働きでの子育てに悩むご夫婦の参考になれば幸いです。

タカ
タカ

私は国立大学を卒業後、大学病院で10年以上勤務しているベテランの診療放射線技師です。長年の知識や経験をもとに診療放射線技師に関連する記事を書いています。

前回の記事に対して予想される「女性の不満」4選

前回の記事では女性の苦労に寄り添ったつもりでしたが、実際に育児と仕事の板挟みになっている女性からすれば、以下のようなモヤモヤを感じさせてしまう可能性があります。

「理解する・共感する」だけで行動が伴っていない

前回の記事では「父親側が精神的な負担を分かち合う姿勢が不可欠」と書きました。

しかし、これに対する最大の不満は「気持ちを分かち合うだけじゃ意味がない。代わりにあなたが休んでよ!」というものです。

「申し訳ない気持ちはわかるよ」と優しい言葉をかけるだけで、結局子どもの看病のために仕事を休むのが妻ばかりであれば、それは単なるパフォーマンスに過ぎません。

共感は第一歩ですが、実際の行動(夫が自ら休みを取り、妻を職場へ送り出すこと)が伴わなければ、妻の負担は1ミリも減りません。

「夫婦で話し合う」こと自体が妻の負担(見えない家事)

「まずは夫婦でしっかり話し合いましょう」という提案に対しても、「そもそも夫を教育し、話し合いの場を設けること自体が妻の仕事になっている」という不満が考えられます。

「どう分担する?」「言ってくれたらやるよ」という受け身の姿勢は、妻に「タスクの振り分け(マネジメント)」という見えない負担を強いることになります。

言われる前に気づいて自発的に動けない男性側の甘さが、この言葉に透けて見えてしまうのです。

結局、安全圏からの「良いパパアピール」では?

私は大規模病院という、比較的休みを取りやすくカバーが効く環境にいます。

その恵まれた立場から「夫婦で共有しよう」と語ること自体が、「自分は理解のある良い夫・良いパパだ」という自己満足に映る危険性があります。

「あなたの病院はカバーできても、私が働くギリギリのクリニックでは無理なの!」「恵まれた環境にいる男性の綺麗事」と、現場で本当に苦しんでいる女性の反感を買う可能性があります。

解決策を「家庭の自己責任」に押し付けている

「夫婦の連携」を強調しすぎると、「仕事と育児の両立が苦しいのは、夫婦の話し合いが足りないからだ(自己責任)」という結論に誘導してしまいます。

本来問われるべきは、「なぜ母親ばかりが休まざるを得ない社会構造なのか」「なぜ小規模施設では人員のカバー体制が整っていないのか」という社会や職場のシステム問題です。

それを「夫婦の問題」に矮小化しているという指摘は免れません。

批判から学ぶ、パパ技師が「本当に」すべきこと

これらの予想される批判から見えてくるのは、私たち男性陣が「寄り添う」という耳障りの良い言葉に逃げてはいけないという事実です。

  • 「共有する」のではなく「代わる」: 妻の罪悪感をなぐさめるのではなく、自分が休んで実務を代わる。
  • 「話し合う」のではなく「調べる・動く」: 妻に指示を仰ぐのではなく、病児保育の登録や職場の制度を自分で調べ、自らスケジュールを調整する。

本当の意味で「子育てしやすい」環境を作るためには、理解を示すだけでなく、泥臭く実務を引き受ける覚悟が必要です。

まとめ:自己満足を捨てて行動しよう

前回の記事で「女性の苦労を理解したつもり」になっていた自分に、改めて”カツ”を入れる結果となりました。育児と仕事の両立は、綺麗事では回りません。

職場の規模や環境に関わらず、私たち男性は「理解ある夫」という自己満足を捨て、妻のキャリアと心を守るための「具体的な行動」を起こし続ける必要があります。

これからも、失敗や反省を繰り返しながら、本当の意味での「夫婦のチーム戦」を模索していきたいと思います!

タカ

コメント

タイトルとURLをコピーしました