今回は、高嶋美里さんが書かれた、”あなたの1日を3時間増やす「超整理術」”を紹介します。
この本は、
どうすれば効率よく無駄を減らし、時間を節約できるのか? という永遠のテーマを14日間で解決する1冊。仕事における「見つからない」を排除し、成果とお金と時間を生み出す、忘れることで結果を出す頭の整理術。(楽天ブックスより引用)
という内容になっています。
14個の「整理術」が紹介されていますが、1つでも実践することで、確実に自分の時間を増やすことが可能です。
今回は、「8日目から10日目の3種類」を紹介します。

私は国立大学を卒業後、とある大学病院で診療放射線技師として十数年働いています。診療放射線技師としての検査業務を行いながら、部門リーダーとして管理業務などを行っています。
8日目「ネタとなるデータを保存する」
「何が会社の売り上げを上げているか」
それは、
その会社の商品なりサービス自体です。
そこで必要となるものは「ネタ」です。
「ネタ」は会社の新商品や新規サービスを生み出す企画の元であり、最終的に売り上げを上げる源泉となります。
時間や手間を効率化し、浮いた時間でさらにネタとなるものを日々ストックしながら、コンテンツ化していく必要がある。
そこで一番のオススメが、
「すぐその場でネタの情報だけをスプレットシートに記録しておく」ことである。
ポイントは、
- 自分がどの部分に注目し、何のためにその情報を取っておきたいと思ったのか、それがわかるようにしておくこと
- 自分が感じたことこそが、ストックしておくべきこと
- 記録しておくべきなのは、数字などの統計的なデータや事実関係だけにすること

この章は時間の効率化に対する具体的な方法というよいかは、効率的に売上や業績を上げるための方法を教えてくれています。
9日目「自分の時間を把握する」
自分の時間を正確に記録することで、時間効率について意識する習慣が身につき、何にどれだけ時間が費やされているのかわかるようになります。
すると、
記録してみると空白の時間がけっこうあることに気がつきます。
当たり前にこのくらい時間がかかる、と思っていたことも、実は間違いで、すべてのことがもっと時間短縮できるものです。
記録するときは、
「分単位で具体的にやっていることの内容」とする。

記録することはとても大変です。そして記録するにはかなりの時間を要してしまいます。
しかし、記録に時間がかかったとしても、トータルで短縮できる時間は多くなるのだと思います。
私もまずは仕事でそれぞれに要している時間を記録して把握してみようと思います。
最後に1つ、
「時間をかければいいものができる、というわけではない」
10日目「定型化で時間を生み出す」
繰り返しの仕事には定型化したパターンを当てはめるのが有効です。
自分の中での”手順のルール”を決めておきます。
例えば、
基本は集中しなければいけない時間にはメールは見ない、それ以外にメールをチェックできるようなときは即レスする、というルール

集中して作業しなければいけないときに、部下から相談や報告が来ることがよくある。そのたびに作業が中断して集中が途切れてしまう。
「いまは相談・報告しないで」という時間を設けなければ、効率的に作業が行えないが、リーダーとしてそれをやってもいいのか悩むところです。
いかがでしたでしょうか?
今回紹介した「ネタとなるデータを保存する」「自分の時間を把握する」「定型化で時間を生み出す」をすることで、一見遠回りのように見えて、時間の効率化が可能になります。
そのため、仕事をする時間を縮めることができ、1日の時間を増やすことが可能となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回紹介した方法をもっと知りたい方は是非この本を読んで見て下さい。
もっと具体的な方法や例が載っていますので、とても参考になります。
別の記事も読んでくれるととても嬉しいです。
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