診療放射線技師の国家試験に短期間で合格する方法

radiological technologist
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診療放射線技師の国家試験に合格するにはどれくらいの期間が必要だと思いますか?

正解は、

2ヶ月です。

しかし、ただ2ヶ月間勉強していれば合格できるというわけではありません。

効率的かつ必要なことを勉強し覚えていくことが大切です。

私は、12月の模擬試験で正解率30%程度しかありませんでした。その後、正月から試験勉強をがむしゃらに行い、最終的に正解率80%で合格することができました。

タカ
タカ

私は国立大学を卒業後、大学病院で長年勤務しています。そんな私の知識と経験を元にお伝えします。

この記事では、私や同級生、そして職場の後輩たちの実体験から導きだした「2ヶ月で国家試験に合格する」方法を紹介します。

合格率から見るマインド

合格率は年度によって異なりますが、ほぼ70〜80%台の水準です。新卒者のみの合格率を見ると80〜90%台であることが多く、全体の合格率を上回っています。

新卒者のほとんどは合格するため、不安な気持ちはなくしたほうが効果的です。

まずは自信を持って勉強に向かいましょう。

そもそも長期間やらないほうがいい

大学の受験勉強とは違い、正解率60%を超えればよいだけの勉強をすればよいため、半年や1年も前から試験勉強を始める必要はありません。

むしろ、長期間に渡って試験勉強をやり続けることはとても難しく、どこかで「中だるみ」が出てしまいます。それではせっかく覚えた知識がじわじわ抜けていってしまうので、短期間で集中的にやるほうが効率的です。

国家試験のあと、その知識のほとんどは頭から抜けてしまうかもしれません。

でも、それでよいのです。

仕事をする上で、国家試験の勉強から使える知識はほとんどありません。国家試験に受かることだけを考える方がとても効率的でお得です。

そのため、私は2ヶ月で十分だと考えます。

過去問だけをやる

国家試験の過去問を10年分くらいやるだけで十分です。

10年分やるだけで出題傾向がわかります。やっていくうちに、同じ問題や選択肢が出てくることに気がつきます。もはやそれは点取り問題ということです。

ちなみに点取り問題と思われる問題で50%は正解できます。

合格するには、あとの10%正解できればよいということです。

臨床実習中に学ぶ

大学3年から4年にかけて臨床実習があります。

そこも国家試験の勉強としてはチャンスです。

大学によっては見学や自習だけの場合が多く、あえていえば「ヒマ」なのです。

そのため、教科書を読みながら、たまに検査を見る。検査を見たら、それがなんなのか教科書を見る。それを繰り返していると教科書の内容が実際のイメージとして頭に残りやすくなり、忘れなくなります。

ポイントは検査で見たこと、技師に教えてもらったことを、教科書の言葉で覚えることです。技師も経験や感覚で仕事する部分も多く、教科書と少しズレてきていることもあります。そのズレは実際の仕事では必要なことではありますが、国家試験では「間違い」となってしまうため、注意しましょう。

ノートにきれいにまとめることは絶対にしない

ノートをきれいにまとめることに時間を使っていませんか?

「書かなければ覚えられない」という人もいるかもしれません。

しかし、1度書いただけでも覚えられません!きっとそのノートを何回も読み直すことになっていると思います。

ノートにきれいにまとめるのにはとても時間がかかるため、国家試験の過去問をまとめた参考書を買うことをおすすめします。

それが「ブルーノート」と「イエローノート」です。

過去問を分野ごとにわかりやすくまとめてくれてあり、自分自身でノートにまとめるよりも格段に見やすくてわかりやすいです。

勉強方法としては、1度この参考書をサラッと読み、そのあと過去問をやっていく。で、もう一度参考書を見る(理解が深まる)。そしてまた過去問をやる。

の、繰り返しです。

ノートにきれいにまとめることは時間の無駄になるため、この参考書だけを買うことをおすすめします。

まとめ

今回紹介した方法を実践できれば2ヶ月で国家試験合格できます。

国家試験が終わればいよいよ社会人です。

学生時代にしかできないことがたくさんあります。

国家試験に多くの時間を使うのではなく、学生でしかできないことをたくさん経験して、後悔のないように社会で飛び出してほしいと思っています。

ただし、2ヶ月間だけは必死で勉強してください。

みなさんが合格できることを願っています。

この記事が参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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