診療放射線技師の給料を上げるには?当直のリアルな実態と自分に合った就職先の見つけ方

radiological technologist
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診療放射線技師を目指している、もしくは、これから就職先を探そうとしている学生のみなさん、こんにちは。

診療放射線技師の「給料」や「働き方」について、どんなイメージを持っていますか?

「医療職だから安定していそう」「機械を扱う仕事」といった憧れがある一方で、「実際のところ、給料はどうなの?」「夜勤とかって大変なの?」と疑問に思うことも多いはずです。

そこで今回は、診療放射線技師の「給料」と「当直・夜勤のリアル」、そして「失敗しない就職先の選び方」についてお話しします。

タカ
タカ

私は国立大学を卒業後、大学病院で10年以上勤務している現役の診療放射線技師です。長年の経験や知識、さらには他院の診療放射線技師から聞いた情報をもとに、本音で情報発信しています。

若手放射線技師の給料を底上げする「当直」と「残業」

診療放射線技師が手っ取り早く給料(給与所得)を上げるには、若いうちは「当直」や「残業」をこなすことが一番の近道です。

基本給は勤続年数とともに少しずつ上がっていきますが、若手のうちはそれだけだと少し物足りなく感じるかもしれません。

そこで大きく響いてくるのが「手当」の存在です。

特に「当直手当」は非常に大きく、病院によって異なりますが、一晩で数万円の手当がもらえることが一般的です。

規模の大きな急性期病院や技師の人数が少ない病院などでは、この当直が毎週のように回ってくることもあります。

単純計算で月に10万円前後、年収ベースで言うと100万円以上も給料が多くなるのです。

「若いうちにしっかり稼ぎたい!」という人にとって、当直は非常に魅力的な収入源と言えます。

タカ
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若手のときは、他の病院に就職した同級生との給料の違いはほぼ「当直」と「残業」の量の違いでした。

「当直」と「夜勤」の違いとは?現場の過酷なリアル

では、その「当直」とは一体どんな働き方なのでしょうか?似た言葉である「夜勤」との違いも含めて解説します。

当直の働き方

一般的な当直は、朝から通常通りに出勤して夕方まで働き、そのまま病院に泊まり込んで翌朝(あるいは翌日の昼)まで働き続けるというスタイルです。

もちろん深夜帯には仮眠をとることができますが、次々と急患が運ばれてくる日は、ほぼ一睡もできないことがあります。

夜勤の働き方

一方で「夜勤体制」をとっている病院もあります。こちらは夕方に出勤して、翌朝に帰宅するという働き方です。

当直に比べると日中の勤務がない分、拘束時間は短くなります。もらえる手当の額は当直よりも減ってしまいますが、体調面を考えると夜勤の方がはるかに負担は軽いです。

タカ
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私の働く大学病院は「夜勤」です。若いうちは夕方に出勤する時間までプライベートの活動にしていました。

稼げる当直の大きな代償…体調と生活リズムへの影響

当直はお給料面では非常に魅力的ですが、決して良いことばかりではありません。

生活リズムが不規則になるため、体調面への悪影響は避けられないのが現実です。

年齢を重ねるごとに当直明けのダメージからの回復がどんどん遅くなっていきます。

若い頃は一晩寝ればスッキリしていましたが、30代40代となるにつれて数日間不調が続くことも少なくありません。

長年不規則な生活を続けることは、大げさではなく寿命にも影響すると言われています。

特に、自律神経が乱れやすい人や、ストレスで体調を崩しやすい人には、当直業務はあまりおすすめできません。お金のために無理をして身体を壊してしまっては、元も子もないからです。

【就活生へ】自分に合った就職先の選び方

ここまでのお話を踏まえて、皆さんが将来働く場所をどう選べばいいのかをまとめます。

  • 「バリバリ経験を積んで、給料もしっかり稼ぎたい!」
    • 救急車を多く受け入れる急性期病院や大学病院がおすすめです。当直や残業は大変ですが、スキルも収入も圧倒的に早く身につきます。
  • 「生活リズムを崩したくない、体調面が少し心配…」
    • 救急外来をやっていない病院を選びましょう。クリニック、慢性期病院、健診センターなどであれば、基本的に当直はありません。給料はどうしても下がってしまいますが、カレンダー通りの規則正しい生活を送ることができ、心身にゆとりを持って長く働き続けることができます。

まとめ:自分にとっての「優先順位」を考えよう

診療放射線技師と一口に言っても、働く施設によって「給料」も「働き方」も全く異なります。

「とにかく稼ぎたいのか」「プライベートの時間や健康を最優先したいのか」、あなた自身の優先順位をしっかりと見極めることが大切です。

これから進路を決める高校生や、就職活動に挑む学生の皆さんが、自分にぴったりの働き方を見つけられるよう、現場から応援しています!

タカ

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